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    「物流で安定的収益得るには」 ローランドベルガー小野塚氏に聞く

    2018年11月2日

     
     
     

    「物流で安定的に収益を得るためにはどうすれば良いのか」。この問いについて、欧州を起点とするグローバル戦略コンサルティングファーム、ローランドベルガー東京オフィスのプリンシパル、小野塚征志氏が、基本的な考え方を説明した。

    物流の価値とは、一般論として適切な商品を、適切な場所に、適切な時間に、適切な状態で、適切なコストで届けるサービスと定義づけられている。コストは品質を良くするためのもので、品質の高いサービスを実現しようとすればするほど、コストは上がっていく。

    サービスレベルがあまりにも低い場合、そもそも売り上げとしては成立しない。小野塚氏は「日本の会社でよくありがちなのは、お客の期待に応えるために、コストアップに寄与しなくなるまで、徹底的に品質を高めてしまうこと」と話す。

    「収益の最大化を考えたとき、程よい品質で提供することで、コストと売り上げのギャップが一番大きくなって、収益が高くなる」とし、「高収益を得るためには、そのバランスを最適化する必要がある」としている。

    最適なバランスは、提供する物流機能や荷主の業種・属性などで異なる。収益を安定的に獲得するためには、KPI(重要業績評価指標)を設定し、サービスレベルやコストを定量的に把握することが重要である。

    「こうした考え方は基本的なことであるが、そうした基本的なことを、きちんとやっているかが最大のテーマ」と、小野塚氏。KPIの設定自体は難しくないが、設定を通じて事業の現状を「見える化」し、「収益の拡大化」に持続的に取り組むことが肝要だとしている。

    KPIで見て、どこに問題があるのかしっかりと把握しなければならないが、「見える化」を事業活動に利用できている物流会社は必ずしも多くない。「見える化」は、一朝一夕に進められるものではないため、自社の実態や課題の把握から徐々に範囲を広げていくことが肝要だという。

    特に重要なことは「見える化」の意義や価値に関して理解を得ることで、小野塚氏は「PDCAサイクルを定着させるためには、KPIの測定や分析における手間を軽減することも大事だ」とし、「『見える化』をより価値のあるものとするためには『見える化』自体のコストパフォーマンスを高めることも重要だ」としている。

    ローランドベルガー東京オフィスでは、日本企業を中心に多様な業務・テーマのコンサルティングを展開。物流会社と事業会社の双方の経営課題に対応することで、価値のあるコンサルティングサービスを提供している。

    ◎関連リンク→ ローランド・ベルガー

     
     
     
     
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