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    G20大阪サミット 交通規制で様々な対応

    2019年7月11日

     
     
     

     G20大阪サミットが6月28日と29日の両日、大阪南港のインテックス大阪で開かれ、世界各地から多くの要人が訪れた。大阪では、これを受けて阪神高速をはじめ市内一般道で、同27日から30日にわたり大規模な交通規制が敷かれ、時間通りの運行ができない状態になった。貨物運送事業者でも、完全休業という運送会社も多く、各運送会社にサミット開催中の運行状況を聞いてみた。

     大阪府高石市に本社を構え、LPガス輸送や建設資材、オイルなどを輸送する運送A社では「大阪市内はプロパンガスを利用するケースは減っているものの、やはり一部で輸送業務はある。そのため、サミット開催時はプロパンガスが不足しないよう管理していた。さらに、和歌山や奈良、神戸などについては大阪市内とは違い、規制も少ないことから通常通り輸送していた。同社では関西国際空港への大口の輸送が依頼され、なぜこの時期に多くのプロパンガスの需要が存在するのかと疑問に思いながら配送で向かうと、全国各地から要請を受けた警察・消防その他様々な隊員が、簡易シャワーを利用するためにプロパンガスが必要となることから、2トン車1台分のガスを輸送した」と説明する。

     また、A社は一般貨物については約10台のトラックを保有するものの、ほとんどが配送を休み、一部の地方にだけ配送し、全体の車両稼働率は6割程度だったと話した。さらに同サミット終了後の今月からは、これまで配送できなかった荷物が一気に出荷され、来月は忙しくなるのではと予想していた。

     大阪市で貨物運送事業をはじめバス・タクシー事業を展開する運送B社では「貨物運送では、大阪市内中心部は車両が運行できないため停止しているが、地方への配送車両については通常通り運行している。バスは、企業や学校の送迎については休校・休業も存在し停止しているが、観光バスに関しては、規制状況を確認しながら運行している。タクシーに関しては一部運休しているが、必要な部分には運行している」と話した。

     大阪府和泉市で建材輸送などを行う運送C社では「休みを取るドライバーもいれば、普段できない作業に取り組むために出勤するドライバーもいた。ほとんどが運行できないため保有台数約30台のうち1割程度が運行している状態で、正直なところ仕事になっていない」と語った。

     大阪府下のほとんどの運送会社が開店休業となった今回の大規模なサミット。交通規制も大規模で大きなトラブルもなく、各運送会社、交通機関の積極的な協力によって無事に成功したと思えるサミットだったようだ。

     
     
     
     
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