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特車申請
特車申請で物流支える縁の下の力持ち 佐久間行政書士事務所
2019年5月7日
「全国各地から特車申請の相談が来ています」という佐久間行政書士事務所(特車申請センター、さいたま市)の佐久間翔一行政書士。従業員を増員して対応しているという。2か月から3か月かかるものも少なくない特車申請。物流の「縁の下」を支えている女性3人に話を聞いた。
働き始めて、まだ1か月という秋山香名子さん、駒井香子さん、高橋文恵さん。3人とも「まだまだ勉強中、慣れていないです」と笑う。秋山さんは「まず、特殊車両に許可が必要ということも知らなかった。その手続きが煩雑で、これは『行政書士の先生にお任せしないと。個人でやったら大変』と感じました」という。
駒井さんは「すべての知識が初めてだけに、一から教えていただきました。この申請の流れを把握するので精いっぱい。把握しつつ仕事を少しずつ学んでいるところです」と説明。高橋さんは「昔のように手書きではなく、すべてパソコンで完結するというのがいまどきですね。覚えるのが大変ですが」という。
3人とも、申請されたルートでわからない道について、行政に確認する作業を行っている。トラックドライバーのイメージを聞くと、そろって「ガテン系ですね。実際にドライバーの方とお会いする機会がないのでイメージはなかなか変わりません。一つの申請に2か月、3か月かかることもあり、本当に煩雑だと実感しています」という。3人とも求人募集を見て応募してきたという。「求人を見る上で最も気になったのが、就業時間。この事務所は『時短』で午後3時までなので働きやすいということもありました。好きな時間を選んで働けるという方が働きやすいです」という。
仕事をする上で特に気にしているのは「申請で間違いがあってはいけないので、その都度、先生方に『これでいいですか』と確認しています」という秋山さん。以前は金融関係の仕事をしていたという。「まったく違う業種ですが、なにごとも最初は覚えることがたくさんあります」と話す。
駒井さんは「結婚前は輸出入関係の仕事をしていたこともあり、コンテナなどはなんとなくわかってはいました。しかし、日本国内を走るのに特車申請が必要だとはまったく知りませんでした。以前の仕事のときはメーカーさんと『どれだけ荷物が入るか』などの話はしましたが、コンテナの手配やルート関係は乙仲さんにお任せしていたので、いまになって『あの延長線上の仕事だ』と理解するようになりました」という。高橋さんは「ずっと専業主婦をしていまして、メーカーで経理の仕事をしていたこともありますが、まったく違う仕事です」と話す。
今後の目標について、秋山さんは「早く、いろいろと覚えて、先生の右腕になりたいと思っています」、駒井さんは「先生から『これね』と言われれば、何をするのか、すぐに把握できるようになって、サポートできるようになりたい」、高橋さんは「逆に、先生に指摘できるくらいにまでなりたいですね」と笑う。
◎関連リンク→ 佐久間行政書士事務所(特車申請センター)
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