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ブログ・橋本 直行
【診断メニューのメリット・デメリット〈2〉】
2010年7月17日
前号では、診断メニューの導入が、顧客にとって、どのような
メリットとデメリットをもたらすかについて、まとめました。
今回は、売り手が、営業活動において、診断メニューをフロントエンド
商品として活用するメリットとデメリットについて、述べたいと思います。
例えば、物流企業が、ターゲット顧客である荷主企業の物流の実態を
調査・分析する「物流診断」。
物流企業にとっては、以下のようなメリット・デメリットが考えられます。
〈メリット〉
・現状をつかみ、効果性の高いあるべき姿の企画提案ができる。
・包括的な企画の提案がしやすい。
・価格勝負にならない、ソリューション企画の提案がしやすい。
・企業ロイヤリティを上げ、対等または師弟関係を築くことができる。
・上位役職者への直接提案機会を得やすい。
・営業担当者のソリューションスキルが上がる。
〈デメリット〉
・工数(人数×時間)がかかる。
・調査・分析・企画立案のノウハウが、外部へ流出するリスクがある。
フロントエンド商品として、これだけ多くのメリットがあるわけですから、
デメリットをカバーして、うまく活用していただきたいと思います。
◆テキスト「荷主企業対象『物流診断』メニュー導入手法」⇒ダウンロード
◆本シリーズ配信希望の方はコチラこの記事へのコメント
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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