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運送会社
鶴見 「ほうわSDGs私募債」通じて日本青年会議所に寄付
2020年3月6日
豊和銀行本店(大分県大分市)で1月24日に「ほうわSDGs私募債」寄付贈呈式が開催され、同行の権藤淳頭取や私募債の発行企業である物流企業・鶴見(同別府市)の三浦政人社長、寄付先の日本青年会議所の中島土副会頭らが出席した。
SDGsとは、2015年9月にニューヨークの国連本部で行われた国民サミットで採択された国連加盟193か国が達成を目指す、2016年から2030年度までの国際目標。貧困、気候変動や人種、前段起因する差別など様々な問題、課題を解決し、未来に問題を残さないという共通理念に基づき、SDGsでは17の目標とそれを達成するための169のターゲットを設定している。
「ほうわSDGs私募債」は、法人顧客の資金調達の形態の一つであり、私募債の発行に際し、同行が発行額の0.2%相当額を学校教育に資する物品の寄贈、もしくは、SDGsの目標達成に向け取り組む関連団体へ寄付することで、私募債を発行する法人顧客と同行の双方が社会貢献を行うことができる取り組み。今回、私募債の発行企業である鶴見の意見を踏まえて、SDGsの目標達成に取り組んでいる日本青年会議所に寄付することになった。
豊和銀行の権藤頭取はあいさつで、「簡単にスキームを説明させていただくと、『ほうわSDGs私募債』の発行を鶴見様がされ、それに伴う手数料を鶴見様に代わって日本青年会議所様に寄付し、SDGsの関連事業に関わる様々な事業に有益に使っていただく。鶴見様と日本青年会議所様と私どもの三位一体といった取り組みである」と説明。「これを機会に、この環境をさらに企業様あるいは他の地域の皆さまに波及させていければ、さらにすばらしい持続可能な社会の実現に向けて進むことができると思う」と述べた。
鶴見の三浦社長は「私も青年会議所のOBで、2001年に別府青年会議所の理事長を務めさせていただいた。SDGsの活動について、非常にいい活動だなと思っている。青年会議所で汗をかいた一人として、青年会議所の活動にお役に立てれば。これからの活躍に期待している」とあいさつ。日本青年会議所の中島土副会頭は、「寄付先に私どもをお選びいただいたことに、心から御礼を申し上げる。寄付金は、大分ブロック協議会が地域の社会課題やSDGs推進事業に活用させていただく」と感謝の言葉を伝えた。
◎関連リンク→ 株式会社鶴見
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