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ブログ・橋本 直行
【リレー執筆の仕組み】
2013年3月29日
ビジネスブログを高頻度で更新していくことには、多くのメリットが
あります。
社外向けには、販促力、リクルーティング力が、強化されます。
社内向けには、理念・方針の浸透につながり、一体化度が増します。
さらに、執筆者が、気付き力、ルール化力、文章力を身に付けることが
できます。
更新頻度が上がり、ページ数とテキスト量が増えることによって、
検索エンジン対策の効果もあります。
これらのメリットを認識し、更新頻度を高めるため、複数の社員が、
持ち回りで、執筆を担当している企業もあります。
曜日別に担当者を決めて、毎日更新するといった仕組みを導入して
いるといった例です。
ただし、それでも、継続するのは難しいものです。
そのうち力尽きる担当者が出てきて、だんだん休刊日が増えていくと
いうパターンが、多いのです。
しかし、茨城県つくばみらい市に本社を置く、総合物流企業の雄、
十和運送は、ブログに、上述のような問題をクリアする、リレー
執筆の仕組みを開発・導入しています。
その仕組みとは、曜日別の各担当者が、翌日のお題を決めてしまうと
いうものです。
例えば、金曜日を担当しているセンター長、結束洋氏の4月12日の
記事テーマは、「お客様との信頼関係構築に寄与した出来事」です。
このお題は、前日の木曜日の担当者、本社営業担当の諏訪昭彦氏
からのリクエストです。
各人が、自身の執筆記事の最後に、次の担当者へリクエストする
お題を記すルールとなっているのです。
こうすれば、次の担当者は、お題を考える必要がありません。
そのお題をどう料理するかに、注力するだけです。
自身が執筆を停めてしまえば、翌日以降につながらなくなるため、
執筆せざるを得なくもなります。
また、他人からのリクエストのため、自然と記事のレベルも上がると
いう効果もあるかもしれません。
お題提示型のバトンリレー執筆の仕組みは、更新の頻度と品質を
確実にし、ブログの効果を最大化する、すばらしいものだと思います。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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