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ブログ・橋本 直行
【得意のとき】
2016年11月22日
中国の古典『菜根譚(さいこんたん)』の中に、次のような言葉が
あります。
「得意のとき、すなわち失意の悲しみを生ず」
つまり、物事がうまくいっているときには、スキができて、すでに
後の失敗の芽が生まれているということです。
そのような危険な状態に陥らないためには、経営においても、当然、
原因と結果は結びついており、必ずタイムラグがあるということを
認識しておくべきなのです。
今の成果の種は、数ヶ月から数年前に撒かれたものであり、今撒いて
いる種が実るのは、数ヶ月から数年後です。
特に、うまくいっているときは、このことを忘れがちなので、気を
つけましょう。
・「菜根譚」
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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