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ブログ・川﨑 依邦
経営再生物語(252)人材教育
2019年7月22日
1.ドライバー人材育成
日々チェック表の活用事例
ドライバー人材育成日々チェック表の活用
口でいくらやかましく言っても、その場限りとなる。そもそも、その場ですぐさま注意出来ない管理者、配車担当者もいる。見て見ぬ振りが職場で横行している。日々の徹底したチェックにより、ドライバー一人ひとりの働く姿勢や意識を変えていくことである。一歩一歩積み重ねていく。〝心田〟を耕すことである。
〝心田〟とは二宮尊徳の言葉である。二宮尊徳は無一文から身をおこして荒れた農村を蘇らせた実績の持ち主である。「荒れたタンボは心を耕すことで蘇る」との教えを広められた。「〝心田〟を耕せ、必ず立ち直っていく」との教えである。ドライバー人材育成日々チェック表は〝心田〟を耕すためのチェックリストである。
日々の仕事が終了すると、必ず本人がチェックする。配車担当者と対面し、チェック項目を声を出して確認する。やむを得ず誰もいない時でもドライバーは一人で行う。声を出してチェックすることがポイントである。A社では心の指差呼称と名付けている。そもそも指差呼称は安全のために声を出し、指で示して行うものである。A社では心田を耕すための指差呼称というわけである。ドライバー人材育成日々チェック表の中身は次の通りである。 (つづく)
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筆者紹介
川﨑 依邦
経営コンサルタント
早稲田大学卒業後、民間会社にて人事・経理部門を担当し、昭和58年からコンサルタント業界に入る。
63年に独立開業し、現在では『物流経営研究会』を組織。
中小企業診断士、社会保険労務士、日本物流学会正会員などの資格保有。
グループ会社に、輸送業務・人材サービス業務・物流コンサルティング業務事業を中心に事業展開する、プレジャーがある。
株式会社シーエムオー
http://www.cmo-co.com -
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