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    赤帽奈良 佐々木宏理事長「輸送品質と利便性で勝負」

    2017年5月5日

     
     
     

     【奈良】赤帽では平成2年から25年間、据え置いていた運賃を2年前の4月に改定した。距離制の初動運賃が2300円(10km未満)から4860円(20km未満)となるなど実質的な値上げとなり、「従来の料金のままで運んでくれと言われることもあったが、赤帽は会社ではなく個人組織なので、下げたりできないと理解していただき、お断りしてきた」と振り返るのは、赤帽奈良県軽自動車運送協同組合(大和郡山市)の佐々木宏理事長。
     「一般の運送事業者の運賃と比較すると、特に新規のお客様は、どうしても『赤帽さんは高い』と思われるが、当組合の最大のウリは、電話1本で24時間・365日の受注対応ができること。これは一般の運送事業者ではマネできない」とメリットを強調。昨年末に急きょ、奈良から神戸まで弁当を運んで欲しいと頼んできた業者に対応した際も、「『急に頼んでも、きちんとこなしてくれるところは赤帽以外にない』と喜ばれた」という。


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     運送業界では長らく、適正運賃をいかに収受できるか議論が続いているが、「1社1社ではなく、業界全体でまとまった動きをしないと難しいのではないか」と持論を展開。「特に待機時間の問題は深刻と聞く。待ち時間が発生した場合、赤帽では運賃とは別に待機料金を頂戴しており(60分を超えた場合、30分ごとに1080円)、一般の運送会社でもきちんともらうべきだと思う。最近問題になっている宅配便の再配達にしても、1回分の運賃で、届けるために何度も訪問しなければいけないのはおかしい。このままでは宅配業者は身が持たないのではないか」と疑問を投げかけ、「これらの課題を運送事業者の力だけで解決することは厳しいので、行政や業界団体がきちんと動いて、ルールを決めたり、規制を課すなどの取り組みを進めて欲しい」と、業界全体の経営環境の改善を願う。
     「値段で勝負するのは違う。下手に運賃を下げたりしては絶対にいけない」と言い切る同理事長。それよりも、「輸送品質と、依頼に対して24時間・365日対応できる利便性で勝負したい」と、常に連絡用の携帯電話を肌身離さず持ち続ける。
    ◎関連リンク→ 赤帽奈良県軽自動車運送協同組合

     
     
     
     
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