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物流ニュース
下請け代金の支払い遅延 「翌々々月の10日払い」に怒り
2013年6月17日
「資金繰りで困っている」と先月、同業者から相談を受けたという運送会社社長。
その同業者は長年、大手運送会社の仕事を中心にこなしているが、大手からの支払いは末締めの翌々々月の10日払いとのこと。仕入れ先への支払いがかさみ、資金ショートになりかけているという。
運送会社社長は、「翌々々月の10日払いとは聞いたことがない。れっきとした下請け代金の支払い遅延に当たる。大手に話すか、公正取引委員会に通報すればいい」とアドバイス。
「わかった」と納得した同業者であったが、1か月経った今も大手運送会社に足を運んでいないという。運送会社社長は、「大手から仕事を切られるのを恐れているようだが、会社が倒産しては元も子もない。下請法には報復措置の禁止が定められている。こんな当たり前のことができないから運送業界はなめられるのだ」と怒りがおさまらない。
この記事へのコメント
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あからさまに仕事は切られたら報復措置判定されるだろうけれども、少しずつフェードアウトするような形で仕事を切られても報復措置と捉えられるのだろうか?
これと似たような話を最近聞いたけど、よく見たら、この記事9年前のじゃん。この業界は何も変わっていないということかよ