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物流ニュース
どうなる?車両不足 「条件が良い荷物を選別していく」
2024年12月10日
2024年問題の影響もあり、車両不足が顕著になりつつあるようだ。平ボディー車で建設資材を輸送する大阪府和泉市の運送事業者は、「一部の荷主では車両確保を始めており、専属傭車の誘いもよく来る」とし、「特に平車は少ないため、当社も専属となるとほかの荷主からの依頼に対応できなくなるので断っている」と語る。「車両が不足した場合、受けるかどうかは運賃次第。同業者らも専属には興味が持てないようで、あくまでもフリーで条件が良い荷物を選別していくだろう」と予想する。
一方、鋼材を輸送する同泉北郡の運送事業者は、「自動車メーカーの生産減少に伴い、鋼材の荷動きが非常に悪いため、車両確保が困難という話は聞かない」という。そのため、「鋼材輸送では、売り上げ確保の観点から、専属で車両を預けているほうが良い」という考えを示す。
そのうえで、「雑貨や建材など年末や年度末が繁忙期の分野では今後も車両不足は続くだろうが、我々のような鋼材専門の事業者がそれらの輸送に切り替えるのは難しく、他業種の車両不足問題にはなかなか貢献できない」と話す。
食品を輸送する同堺市の運送事業者は、「当社の荷主も早めに車両を確保して年末の繁忙期を乗り越えたい様子だったが、もともと人手と車両に余裕がなく、専属車両は用意しにくい」と明かす。「今は運賃が値上がりしたとしても人材を確保できなければ車両は増やせない」と語る。
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一般の人に荷物が届かないとか影響が出るのは宅配や食品関係。
特殊な輸送で車両が足りないとなっても一般人にはほとんど影響がない。
運送屋が居なければどの業界も成り立たなくなるよ
この頃、佐川の庸車が、ヤマトにも入って来ている。
佐川が黒字といっても庸車を安く使うと高い方に行ってしまう。
そして佐川が庸車の運賃を上げると儲けも少なくなる。
私も2年前迄運転手をしておりました
午前中配達指定がほとんどなのに対して
実際に午前中配達出来るのは10件位
それとほとんど待ち時間が多いし12時〜1時迄はお昼休みなのに対してほとんど17時位で荷受けが終わります。
さらに待ち時間が多い荷受けの所は着いたらエンジンをきれと言われます。
その為夏は暑く冬は寒くと言った状況・
おまけに荷積みする時に外破してるにもかかわらず荷主に確認すると『とりあえず持ってて』と言われ配達先で確認すると『何でこんな状態で持って来るんだ』と言われ板挟みに。
本来段ボールと言う物は中身を守る為の物です。
段ボールも荷物として考えるのであれば木箱か何かに入れて元受が送るべき。
2024年問題で配達が出来なくなって来てる今日この頃ですが社会全体で考えるべき課題です。
段ボールの話はよくわかります。
段ボール箱も商品です。って言われますけどそれならば、鋼鉄製の箱に入れてください。っていつも思っています。
買うとき、商品の外装ってあんまり見ないと思うけどどうなのかな?
塩野義製薬とかで段ボールに筋が入ったとか手袋の汚れが薄く付いたとかで商品事故扱いで始末書何枚書いたかなぁそんだけシビアにするならパレット輸送に変えて欲しかったなァ 今だに塩野義製薬の商品は私は使いません!
平車ねぇ。激減したような印象は無いけど人材確保の方が大変じゃなかろうか
箱のように障壁が低い訳でもなく経験値が居る車両だし
庸車の確保は難しくなって要るのは間違いないと思いますが、コンプライアンスが先行し、対策が後手ですよね。今迄が運賃が安く労働時間が長いじょうたいにたいし、庸車を探しているところは、運賃を上げるしか無い様にも思います。
対して利益等を考えるとそこまでは高くない様にも思います。
やはり、机の上ではわからない事ばかり。わからない人ばかりでは、わからないまま。改善策と対策を早くのぞみます。
それは、水屋稼業で生産性がない事の証拠でしかありません。
ピンハネ行為は
ずいぶん前からですが、
法律で禁止されています。