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    災害時の特殊車両 ルート外を通行しても違反にならない

    2018年9月20日

     
     
     

     移動するのに通行許可が必要な特殊車両。どのようなルートで移動するか、あらかじめ決められている。通常時であれば間違ったコースに進入した場合、違反の対象になるが、災害時などの特別な場合はどうなるのだろうか。また、被災地の復興のために特殊車両の許可を「迅速化」させるという話もあるが、国交省本省から指示が出る場合と出ない場合があるという。災害時の特殊車両について話を聞いた。

     災害発生時に特殊車両が決められたルートを通行できない場合、どのようにすればいいのだろうか。国交省道路交通管理課によると、「原則的には災害時の通行はストップする。運行途中で被災地にいた場合は道路管理者の指示に従っていただく。迂回路を案内する場合もある。普通車と違って特殊車両は大きいので、国道事務所などに問い合わせていただいた方が確実。もちろん、その場合は指定されたルート以外の道を通行しても(指示された道ならば)違反にならない」と説明する。

     「特車ゴールド許可制度の場合、経路選択が認められていて、通常時でも渋滞回避などが可能になっている。災害時に備えて、あらかじめ特車ゴールドを取得していただくのもいい」と同課。「また、被災地復興のための特車申請許可の迅速化については、個々に相談を受け付けて、現場できちんと対応している」という。

     しかし、今回の北海道の地震の場合、地元の北海道開発局は当初、「本省からの指示がないので(迅速化を)していない。『どうしますか』と問い合わせしているが回答がない。迅速化されてしかるべきだと思うが」とコメントしていた。

     これについて本省に確認したが「きちんと個別に対応している。災害が広域に及んでいるときは、こちらから指示して周知徹底するが、そうでないときも現場で処理することになっている。物資の補給など迅速に処理しているはず」と説明。広域かどうかの判断については「明確に判断基準があるわけではなく、そのときどきの状況と判断による。今回の北海道の地震ではまだということ」という。道開発局の回答は「質問内容を誤解していたようだ」という。

     熊本地震の際は、本省から「迅速化」の指示が出ていた。熊本河川国道事務所に聞くと、「迅速に許可証を発行するようにはしているが、人命救助の場合と単に物流だけというのでは話が違ってくる。一概には言えない。なるべく早く処理するようにはしている」という。迅速に処理といっても、「いつまで」という決まりはないようだ。

     どのように「迅速」に処理するか、マニュアルの設定が必要だろう。

     
     
     
     
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