佐川グローバルロジスティクス（山本将典社長、東京都品川区）は、国際協力機構（ＪＩＣＡ）が主催する「アジアにおける持続的な物流システムの構築」の研修に協力、物流現場の見学会を実施した。

ＪＩＣＡ横浜センターが主催し、日本海事協会が運営する同研修は、アジア地域を中心とした対象国の政府や公的機関で物流に携わり、物流政策についてのアクションプランを提案できる部署に所属する事務官を対象にしている。

研修では、近年、急速な経済発展を遂げているＡＳＥＡＮを始めとするアジア地域で、経済成長を維持しながら環境に優しいグリーン物流や、コールドチェーン物流など、信頼性の高い物流システムの構築に向け、日本の陸上、航空、海上などの物流を担う物流事業者や政府の取り組みなどを学んでいる。

同社は、ＳＧホールディングスグループの次世代型大規模物流施設「Ⅹフロンティア」での物流現場見学会を実施。フィリピン、タイ、カンボジアなどから９名が参加し、同社が運営するＥＣ専用プラットフォームセンター「ＥＣ Ｌｏｇｉ Ｔｏｋｙｏ」でのロボット活用の様子を見学した。参加者からは「ロボットの使用方法を実際に見ることができて良かった」「ＥＣ物流を支える仕組みを知ることができた」などの声が聞かれた。

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