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年収の多い運送会社 離職率に大きな差
2017年6月1日
トラックドライバーにとって、入社する・しないの判断は給与による場合が多い。「給料よりも休みが欲しい」というドライバーが増えたとも聞くが、「休みが多く、収入もいい」という運送事業者が人気となることは疑いがないだろう。今回、就職四季報(優良・中堅企業版、東洋経済新報社)から、「年収の多い運送事業者」をピックアップした。また、トラックドライバーの年収について調べた。
就職四季報「運輸・倉庫」部門で一番年収が高かったのは、宇徳(神奈川県横浜市)の780万円。商船三井の子会社で従業員は1209人。大卒初任給は21.2万円。次いで倉庫大手の安田倉庫(東京都港区)の724万円。従業員は992人で、大卒初任給は20.7万円。3番手は日本郵船の連結子会社でコンテナターミナル業務がメーンというユニエツクス(同品川区)の692万円。従業員は265人で、大卒初任給は20.2万円。それに続いて、三菱ロジスティクス(同千代田区)の680万円、多摩運送(立川市)646万円。上位5社のうち4社で「3年後の離職率ゼロ」となっており、給与の高い会社ほど人材を確保しやすいようになっているのは間違いないようだ。地域別で見ると、北海道のロジネットジャパン(528万円)、富山県の伏木海陸運送(571万円)、愛知県のキムラユニティー(526万円)、大阪府のオーナミ(540万円)などが目立っている。(詳しい内容は、物流ウィークリー5月29日号に掲載しております)
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