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    第20回全国事業者大会 手待ち時間削減と付帯業務の有償化へ

    2015年10月2日

     
     
     

     全ト協(星野良三会長)は10月1日、金沢市の石川県立音楽堂とANAクラウンプラザホテル金沢で、第20回全国トラック運送事業者大会を開催。全国から1400人が集まった。
     第20回という節目となる今回は、北陸信越ブロックトラック協会が担当となり、加賀百万石の地、金沢で開催された。
     星野会長は、今国会で労働基準法改正案が提出されたことを受け、「トラック輸送における取引環境・労働時間改善協議会」が全国に設置、開催されたことを取り上げ、「手待ち時間の削減や付帯業務の有償化を実現すべく、平成31年4月の法施行まで総力を挙げて取り組んでいく」とするとともに、8月に行われた自民党トラック輸送振興議員連盟の幹部会で、自動車関係諸税や高速道路料金の負担軽減などを訴え、要望を行ったことを報告。「年末にかけてさらに活動を強化していく」と話した。


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     その上で、同会長は、事業者大会が「長時間労働の縮減や高速道路料金、参入基準の厳格化などの諸課題に、トラック運送業界が一丸となって積極的に取り組んでいくために、一致結束する絶好の機会である」とし、「トラック運送業界の明るい未来を自らの手で切り開くため、業界の叡智と総力を結集し、ともに頑張っていきましょう」と参加者らへ協力を呼びかけた。
     分科会では、「トラック業界の交通安全対策の推進について」「トラック業界の人材確保及び育成について」をテーマにパネルディスカッションが開催され、それぞれのテーマについて意見交換が行われた。
     記念講演会では、加賀屋の小田禎彦相談役が「おもてなしの心で世界をねらう」をテーマに講演。加賀屋は、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で35年に渡り、日本一に輝いている。
     記念講演会終了後は全体会議が再開され、大会決議の承認や来賓あいさつ、最後に参加者全員によるガンバローコールで同大会の幕を閉じた。
     場所をANAクラウンプラザホテル金沢に移して行われた懇親会では、素囃子や加賀獅子、御陣乗太鼓などのアトラクションもあり、会場は大いに盛り上がった。
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    ◎関連リンク→ 公益社団法人全日本トラック協会

     
     
     
     

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