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物流ニュース
昭和冷凍 ラッピングトラック4台目導入
2015年11月20日
【静岡】「子どもたちの絵でラッピングしたトラックが、日本中にあふれたら…」。そんな思いで交通事故撲滅のために生まれた、こどもミュージアムプロジェクト(宮田博文社長、宮田運輸)。その思いに共感し、ラッピングトラックを導入している昭和冷棟(渡辺正仁社長、静岡市清水区)で10月21日、同社では4台目となるラッピングトラックがお披露目された。
同社は、プロジェクトの県内参加企業としては1社目。県内の同プロジェクトの事務局的な役割を担っている、バハティの植村千恵社長から活動を知り賛同。経営陣や各リーダーがスタッフに声がけをして絵を募集した。ドライバーはもちろん、支える家族も含めて「安全運転」への思いを共有することで、取り組みへの機運が高まった。県内初ということもあり、地元テレビ局の取材が入るなど、内外での注目は増している。
当日は、プロジェクト発起人の宮田社長、植村社長も駆けつけた。お披露目されたトラックは、スカイブルーに桜が描かれた背景に、「やさしいきもちがみらいをつくる」というロゴマーク、愛嬌たっぷりの子どもの絵が施されており、参加者全員が笑顔になるデザインとなった。
現在、「こどもミュージアムトラック」に乗車しているドライバーは「後続車が車間距離を広く取ってくれるように感じる。自分自身も作業の合間に絵を見ることで、『安全に家に帰ろう』という気持ちになる」と話す。
宮田社長は「将来的には、各県のミュージアムトラックが1か所に集まって、事故撲滅のイベントが出来れば。このプロジェクトを拡大して、1件でも事故をなくしていきたい」と語る。
◎関連リンク→ 昭和冷凍株式会社この記事へのコメント
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