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物流ニュース
伊藤忠商事とファミマ コンビニの既存物流網を活用、店舗間配送サービスを開始
2015年11月20日
伊藤忠商事とファミリーマートは10月27日から、店舗間配送サービス「はこBOON mini」(はこブーン ミニ)を開始した。コンビニの既存物流網を活用した店舗間の配送サービスを本格展開するもので、日本で初めての取り組みとなる。
まずは、ヤフーが運営するインターネットオークションサイト「ヤフオク!」の商品発送・受領で同サービスの提供を開始し、2016年春以降、「ヤフオク!」ユーザー以外の荷物の配送受け付けにも順次拡大していく予定。
伊藤忠商事とファミリーマートはこれまで、送り状の手書きが不要で、24時間コンビニで荷物を発送・受領できる配送サービス「はこBOON」を、「ヤフオク!」ユーザーをはじめ約170万人のお客に提供し、個人のネット商取引市場の拡大を背景に成長してきた。一方で、「ヤフオク!」ユーザーやネット商取引などの利用者から「コンビニでも荷物を受け取りたい」という強い要望を受け、3社で検討してきた結果、コンビニの既存物流網の空きスペースを有効活用することで、通常の配送方法と比較し、安価で便利な新しい配送サービスを提供することに合意した。
ファミリーマート店舗で無償提供される専用袋(45×35cm)に梱包して配送する。送り状(配送ラベル)には個人情報の記載が不要で、全国のファミリーマート(一部、取り扱いのない店舗あり)で発送・受け取りが可能。料金体系はエリアに応じて500〜1000円の4タイプ。
同サービスは、受取人不在による再配達防止と既存物流網の積極活用で、CO2の削減と、宅配便の取り扱い個数増加に伴う配送ドライバーの人手不足という問題解決にもつながるとしている。
◎関連リンク→ 伊藤忠商事株式会社
◎関連リンク→ 株式会社ファミリーマートこの記事へのコメント
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