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物流ニュース
丸吉運輸機工 「鉄の物流を変える」モーダルシフト推進
2016年1月18日
丸吉運輸機工(吉谷隆昭社長、北海道北広島市)は、CO2排出量が少なく、環境に優しい物流を志向し、近年はJRコンテナを活用したモーダルシフトを積極的に推進している。
今年度は「アイアンロジスティクスモーダルシフト推進協議会」を構成し、国交省の「モーダルシフト等推進事業」に採択された。独自に開発した「20フィート無蓋コンテナ」を使って、北海道から本州へ鉄や建材の重量物輸送を行う。一般のコンテナと異なり、蓋がない特注品のため上部から荷物の積み下ろしができる。荷役作業が効率的になるだけでなく、「コンテナでは運べない」と従来、考えられていた荷物を取り込んでいくことも可能になる。
同社は昨年度も同推進事業に協力会社とともに構成した協議会で応募し、新設された「次世代型モーダルシフト」の案件として採択された。不特定多数の荷主から、ロットの小さい鉄や重量物の混載輸送を展開した。
同社が得意としている鉄や重量物の輸送は従来、鉄道輸送は一般的ではなかったが、「鉄の物流を変えていく」ことを目指しており、モーダルシフトで従来の常識を壊し、新しい物流のあり方を提示していく構えだ。
◎関連リンク→ 丸吉運輸機工株式会社この記事へのコメント
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