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    食品メーカー6社 北海道で共同配送、4月から

    2015年11月20日

     
     
     

     味の素、カゴメ、日清オイリオグループ、日清フーズ、ハウス食品グループ本社、Mizkanの食品メーカー6社は11月13日、来年4月から初の共同配送(常温製品)を北海道地区で開始すると発表した。配送拠点と配送車両の共同利用を行い、輸送効率の改善を図るとともに、CO2排出量の約15%の削減を目指す。
     6社は今年2月、「食品業界全体およびそのサプライチェーン全体の発展」に資する効率的で安定的な物流体制の実現を目的として、「食品企業物流プラットフォーム(F─LINE)」の構築に合意し、以降、持続可能な物流体制の検討を行ってきた。
     食品業界の物流環境は、トラックドライバーの不足、物流コストの上昇、CO2削減をはじめとする環境保全への対応など、多くの課題を抱えており、6社は食品企業物流プラットフォームの構築を目指し、主に(1)6社共同配送の構築(2)中距離幹線輸送の再構築(3)物流システムの標準化──の3点について検討を重ねてきた。


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    これら3点のうちで今回、北海道地区でスタートする共同配送では、6社合計で4か所にある配送拠点を2か所に集約、共同保管し、各配送拠点から共同配送を行うことで1台当たりの積載効率を高める。
     また、今回の共同配送に併せて各社の情報システムを連結。物流情報を一元化し、6社の製品の在庫管理や配送車両の手配などの物流業務の効率化を図る。従来は複数社が別々に行われていた配送の回数が削減されるため、納品先の荷受け時の負担も軽減する。

     
     
     
     

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