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    罰則強化を歓迎 「後ろめたさなくなった」

    2016年2月22日

     
     
     

     「取り締まりの強化や罰則強化は我々にとって厳しいことでもあるが、半面、うれしいことでもある」と話すのは千葉県の運送事業者。過積載が当たり前だったという業界に、罰則強化のメスが入った時、「このままでは仕事ができなくなるという危機感を感じた」という一方、「これからは違反を犯さなくて済むのかなという安堵感があった」と、複雑な胸中だったことを振り返る。
     同社長は、「誰も好きで違反を犯していたわけではないが、積めば稼げるし、誰もそれをとがめられなかった。おまけに、荷主にも喜ばれるので、みんなが競って積み、周囲も過積載が当たり前のようになっていった」と振り返る。
     後ろめたさを感じながらも、当然のように繰り返される過積載に、「意識が鈍感になっていた」という。そんな状況だったので、罰則が強化された時は、「正直、なんでいまさらやるのか」と怒りを覚えた。しかし、いざ厳しくなると、「違法は違法なんだ」と意識するようになり、徐々に荷主にも伝わっていった。


     「当然、稼ぎは減ったが、何より後ろめたさを感じることなく、正々堂々と営業ができるようになったことが大きい」と指摘する同社長は、「罰則強化や取り締まり強化は、一時的には厳しい環境になるが、長い目で見ると、我々にとっても決して悪いことではないと思う」と話している。

     
     
     
     

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