-
物流ニュース
白ナンバーの規制求める声 責任問える管理体制を
2016年6月21日
「我々が、どれだけ安全対策を講じて事故防止と業界のイメージアップに努めても、白ナンバーが事故を起こせばトラック全体が悪者扱いされる。こういった悪質な事業者に対し何らかの手は打てないものか」と話すのは岐阜県の運送事業者。
安全運行に腐心する事業者が存在する半面、運送事業に適用される規制を免れ、活動している白ナンバー事業者。こうした事態に規制を求める声が各所で挙がっている。
また、「お客同士のつながりから白ナンバー経由で仕事をお願いされることもあるが、内容は積載量や運行時間に無理のあるものが多い。我々緑ナンバーの事業者が安全に力を入れている一方、こうした事業者のためにトラック全体のイメージが悪くなるのは遺憾だ」と話すのは同県の別の運送事業者。
積載量など規制に関する情報を、その都度伝えているが効果は現れないという。同事業者は「おそらく知っていてやっているのだと思う。彼らは責任を問われない立場にいるのだから、守ろうとしないのだろう。白ナンバーが運送を頼めないようにするか、彼らにも責任が向くような制度を求めたい」と、今以上の管理体制を求めている。
東海地区のある免許センターでは、免停講習で普通免許所持者による、中型以上の車両での無免許運転を警告しているという。センターの講師は「最近、仕事先からの指示で適性以上の車両を運転させられ、免許違反、免停となるケースは少なくない。こうした事態に陥らないよう、講習を受けた方々には仕事先で車に乗せられる際に、確認するよう呼びかけている」と警告している。
こうした被害があった現場の中にはもちろん、白ナンバーの事業者も存在しているというが、緑ナンバーの事業者ほどの行政処分はないという。この記事へのコメント
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ
茨城水戸の産廃業者フルトレ
千葉の富津で下ゴミ30トン積み茨城の中間処理業者へ卸し分別するものを卸さずに
更に20トン以上積み増しするそうです。
50トン以上 計量はしないのに30トンと書かれた計量表を受け取り長野のアルプス山脈のふもとへ埋立してるそうです。
その会社は急成長でトレーラーを毎年10台増車してるそうです。