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ブログ・橋本 直行
【独自の分析指標】
2009年8月24日
株価や輸出入量の推移を分析し、政府やマスコミが景気の見通しを
発表しています。
しかし、受け取る我々としては、ピンとこないことも多くあります。
なぜならその分析指標が、すべての人が関わる商品、商圏、客層に
当てはまるわけではないからです。
そのため、我々は、それぞれ自分の商売の特性に合わせた、景気
動向を予測するための分析指標を持たなければなりません。
流通ジャーナリストの金子哲雄氏は、年代別の景気の動向を、以下の
ような定点観測によって、探っているそうです。
・ルイ・ヴィトン指数(於:東京駅丸の内側の改札)
・ヤキトリ指数(於:新橋の歓楽街)
・塩大福指数(於:巣鴨地蔵通り商店街)
・ドンキ指数(於:歌舞伎町入口のドン・キホーテ)
・平均キャバ価(於:六本木のキャバクラ)
くわしくは、金子氏の著書「超三流主義」(扶桑社)で紹介されて
います。
金子氏は、独自の視点で、個人消費の動向をつかんでいるのです。
例えば、物流関係者なら、主要幹線道路のある地点の営業車両の通行
動向から今後を占うなど、自社に有用な情報を得るための独自の
視点を持つ必要があります。この記事へのコメント
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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