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ブログ・橋本 直行
【診断レポート作成のコツ】
2009年10月22日
診断メニューは、顧客の真の問題点を洗い出し、適切な課題設定、
解決策の立案ができる、有効な入口商品です。
特に、今のような厳しい時代には、「問題点を抱える領域を、プロの眼で
しっかり点検してもらいたい」というニーズは、多くあります。
ぜひ、商品を売る前に、診断メニューを作って欲しいと思います。
診断レポート作成のコツは、以下のとおりです。
1)作成に入る前に、調査結果(ヒアリングエッセンス、データ分析結果)を元に、
濃密なチームディスカッションをする。
2)「目次→束見本→清書版」の順で、分担して作成する。
3)顧客の現状を可能な限り『見える化』してあげる。そのために、写真、表、
グラフを駆使して表現する。
4)「現状認識→評価→問題点の指摘→課題抽出→解決策の提案」の要素を
ロジカル(論理的)に説明する。
5)評価は、3C(自社⇔顧客の要求⇔競合の現状)の視点で客観的に斬る。
6)解決策は、実現可能であることが重要だが、自社の得意分野に偏らないこと。
7)次のステップを示し、対象企業が判断できるようにする。
8)「で、なんなの?」という問いへの明確な答えを用意する。この記事へのコメント
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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