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ブログ・橋本 直行
【本の読み方】
2010年5月1日
今号では、本の読み方について、思うところを述べたいと思います。
我々コンサルタント業は、本を読んで「仕入れ」をしなければ、
商売が成り立たちません。
もちろん、最も重要なのは、日々のコンサルティングの機会に得る、
現場の情報です。
しかし、読書によって知見を広げることの重要性も、相当のものです。
船井総研の社内では、「最低でも月に10冊は読むべし」と、伝統的に
言われています。
ところが、社内にいることが多く、移動時間が少ない若手社員に
とっては、これがなかなか努力を要するのです。。
そこで、私は「本の読み方」について、以下のようにアドバイス
しています。
・目標読了時間を決めて読む
→どうせすべては頭に入りませんから、スピード重視で!
・理解が困難な箇所は読み飛ばす
→「今は必要な時期じゃないから、解からない」と考えましょう
・おもしろくなかったら、途中で読むのをやめる
→「今必要な情報じゃないから、おもしろくない」と考えましょう
・気づきがあったら、本にメモる
→まとめる時間がもったいないと私は思います
また、若手社員には、併せて「どんな本を読めばよいか」について、
以下のようにアドバイスしています。
・価値観をつくる本
→まずは船井本(船井幸雄および船井総研関係者の著書)
→他社の経営トップの書いた本
・業績アップノウハウを得る戦術本
→これこそネタの仕入れ
・仕事の効率化に関する本
→特に若手には重要
・話題の本
→時流を知るため
私の入社以来の社内メンターであり、モデルである、現執行役員の
中谷貴之は、以前、次のように言っていました。
「情報は酒と同じ。浴びるように飲めば、強くなる」
参考になれば、幸いです。この記事へのコメント
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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