-
ブログ・橋本 直行
【他社事例研究の目的】
2010年12月29日
他社の事例を勉強することは、優れたやり方を真似るためだけでは
ありません。
自社の強みを認識するためでもあります。
強みとは相対的なものなので、比較対象となる他者がいなければ、
認識できません。
京都大学教授の山中伸弥氏は、日本経済新聞のインタビューの中で、
アメリカへの留学時に、日本人のよさを強く感じるようになったと
述べていました。
そのよさとは、「努力すること。よく働き、手を動かしてコツコツ
取り組む。互いを思いやる気持ちもすごく強い」点です。
色々な国の人と接することによって、そういう強みが見えてきた
そうです。
自身の強みを知るためには、まずは様々な他者を知ることが必要
なのです。
したがって、他社との情報交換会や視察セミナーへ参加し、事例を
勉強する大きな目的のひとつは、他社を知り、比較して自社の強みを
知ることだと思います。
◆本シリーズ配信希望の方はコチラこの記事へのコメント
-
-
-
-
筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
「ブログ・橋本 直行」の 月別記事一覧
-
「ブログ・橋本 直行」の新着記事
-
物流メルマガ