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ブログ・橋本 直行
【面接と面談】
2012年9月16日
人材採用活動にあたっては、「面接」と「面談」をうまく使い分けて、
よい人材を選択し、雇聘(こへい)したいものです。
面接の主目的は、応募者の力を測ることです。
まずは、面接によって、相手の素頭(すあたま)、事前準備力、
および募集職種に必要な能力を視ます。
素頭とは、即答力、即行力、状況把握力など、「素」の頭のよさです。
面接は、基本的に、こちらからいろいろ質問をし、相手はそれに
答えていくというスタイルです。
この目的からすると、1人ずつ実施する必要はなく、集団面接でよい
でしょう。
これに対し、面談は、相手と自社の相性を測る機会です。
ざっくばらんに話をし、お互いの本質を知ることが、目的です。
こちらも、相手も、自己開示しなければなりません。
ですから、面談は、個別に実施することになります。
面接の次の段階が、面談です。
面談にあたっては、最初に「今回は、面接ではなく面談です。お互い
『隠しごとなし』でいきましょう」と伝えます。
そして、まずは「何でも訊いてください」と言って、質問をして
もらい、自分(自社)から自己開示するとよいと思います。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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