-
ブログ・川﨑 依邦
経営再生物語(257) 5Sへの取り組み
2019年9月2日
1.職場小集団活動の実践事例
・職場小集団活動によるドライバー研修事例
時間とコストとドライバー気質を乗り越えて、どのようにしてドライバーの人材育成を行っていくか。それは職場の実態にふまえていくことである。職場小集団活動の実践である。
【A社の事例】
A社は5Sの徹底を掲げて職場小集団活動を行っている。目的は3つある。1つ目は経営体質を強化して荷主第一主義を貫く。2つ目は物流品質力の向上である。3つ目は自発性を育てていく。手順として小集団の編成である。メンバーは6〜7人とする。仕事の内容や荷主ができるだけ共通しているメンバーとする。職場ミーティングをする上で、仕事内容がバラバラであったりすると集めるのに苦労するからである。リーダーを選任する。「やりたくないよ」とダダをこねたりする者もいる。社長が「この人だ」と思う者を指名し、説得してリーダーを選定する。中心となるリーダーのやる気に大きくかかっている。そのため、コーチ役として配車担当者(運行管理者)をつけてサポート体制をとっている。職場小集団活動はストーリー①〜⑧がある。
(つづく)
この記事へのコメント
-
-
-
-
筆者紹介
川﨑 依邦
経営コンサルタント
早稲田大学卒業後、民間会社にて人事・経理部門を担当し、昭和58年からコンサルタント業界に入る。
63年に独立開業し、現在では『物流経営研究会』を組織。
中小企業診断士、社会保険労務士、日本物流学会正会員などの資格保有。
グループ会社に、輸送業務・人材サービス業務・物流コンサルティング業務事業を中心に事業展開する、プレジャーがある。
株式会社シーエムオー
http://www.cmo-co.com -
「ブログ・川﨑 依邦」の 月別記事一覧
-
「ブログ・川﨑 依邦」の新着記事
-
物流メルマガ