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ブログ・橋本 直行
【営業の罪悪感】
2009年5月2日
うだつの上がらない営業担当者によくあるのが、売ることに罪悪感を
持っているパターンです。
そういう人は、取引の片方である自分側のメリットだけに、意識が
偏っています。
しかし、取引とは、双方にメリットがある時のみに成立します。
しかも、フィフティ-フィフティではなく、実際は買い手が「自分の
方がメリットが大きい」と判断した場合に成り立つものなのです。
売ることに罪悪感を持つ営業担当者には、そういった本質を示す
ことが重要です。
また、「商談の機会には、相手側の貴重な時間をいただいている」と
いうことも理解させる必要があります。
その時間内に、何も生み出せなかったなら、機会はムダになります。
貴重な時間を有効に使い、双方が関係したときに何を生み出せるのか、
ディスカッションし、一所懸命考えて、答えを出さなければならない
のです。
彼らの罪悪感は、相当強いもので、なかなか払拭できません。
しかし、上述のような本質を、何とか理解させるようにすることが、
顧客のためになり、貴社のためになります。この記事へのコメント
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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