-
ブログ・橋本 直行
【延べ会議数を減らす】
2009年11月28日
「会議の多過ぎる組織は、業績が上がらない」と、よく言われます。
思い当たるところがある組織は、各会議の目的と内容を、今一度
見直してみましょう。
慣例的に行なわれていて、目的があいまいになっていたり、複数の
会議で内容が被っていたりする場合は、是正が必要です。
また、加えてチェックすべきなのは、出席者です。
むやみに多くの人が出席している会議は、要注意です。
特に、上位役職者は、取捨選択を適切に行なわなければなりません。
経営学の巨人、故ピーター・ドラッカー博士は、著書「経営者の条件」
(ダイヤモンド社)の中で、次のように述べています。
> 何の成果ももたらさない仕事が、時間の大半を奪っていく。
> ほとんどは無駄である。
> 地位が高くなれば、その高くなった地位がさらに時間を要求する。
ドラッカー博士は、このような状態を「マネジメント上の欠陥による
時間の浪費」と言います。
自組織の会議が多過ぎるかどうかをとらえる際には、延べ会議数と
いう指標も持つべきでしょう。
まずは、今実施されている会議の種類を一覧表にし、見える化する
ところから始めてみてください。この記事へのコメント
-
-
-
-
筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
「ブログ・橋本 直行」の 月別記事一覧
-
「ブログ・橋本 直行」の新着記事
-
物流メルマガ