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ブログ・橋本 直行
【講話録の効用】
2011年10月26日
朝礼や会議のときに、ご自身の想いを伝えるための講話の時間を
設けている経営トップは、多いと思います。
しかし、どれだけ熱く語っても、想いというのは、なかなか伝わら
ないものです。
従業員の方々とは、立場や見識が違うため、ある程度は仕方がない
ことでしょう。
さらに、相手が若い従業員なら、経験の差もあるため、なおさらです。
ですから、経営トップは、同じことを、根気強く言い続ける必要が
あります。
ただし、想いを伝えるのは難しいですが、末端までどの程度伝わって
いるのかを測ることはできます。
その方法は、末端の従業員に、議事録を作ってもらうことです。
ご自身の講話をまとめた議事録を作成してもらうと、その方がどの
程度解かったのか、明らかに判ります。
多くの会議では、ディスカッションで決まったことだけを議事録に
残していることと思います。
しかし、想いの伝達(伝えて達する)の度合いを測るため、講話の
部分の議事録も作成するルールにすると、よいでしょう。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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