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ブログ・橋本 直行
【人事評価制度の目的】
2011年12月25日
人事評価制度の構築・運用の目的は、経営トップの方針を、組織内に
示すことです。
経営トップの方針は、イコール組織構成員の行動指針だからです。
ですから、評価項目の策定にあたっては、まず経営理念、経営方針を、
明確にしておく必要があります。
それらが明確にした上で、項目に反映させれば、共通の目的の下に
一体化した、強い組織づくりにつながる制度ができます。
例えば、S倉庫社は、行動指針のひとつに「〈知識〉より多くの
知識を手掛かりに、より高付加価値な仕事を実践しよう」という
言葉を掲げています。
その指針に基づき、同社の拠点長の評価項目の中には、次のような
ものがあります。
> 仕事に役立つ知識習得・自己啓発のために、積極的に読書を
> 行なっているか?
この項目の実行度合いを、定期的に、定量評価することにより、経営
トップの理念・ビジョンの実現につなげていくという意向です。
人事評価制度を構築する際には、経営トップの方針とつなげることが
最も重要です。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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