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ブログ・橋本 直行
【適正な評価項目数】
2012年8月7日
人事考課の評価項目の数は、できるだけ少ない方が、よいでしょう。
できれば、3つでよいと思います。
多くても、5つまでが、適正ではないでしょうか?
定性評価と定量評価の両方がある場合でも、各3~5個で、十分です。
なぜなら、評価項目は、考課対象者にとって、行動指針であるべき
だからです。
行動指針は、日々常々、意識されなければ、意味がありません。
よって、少ない数にして、覚えやすくすべきなのです。
例えば、S運送社では、ドライバーの評価項目として、「あいさつ」、
「身だしなみ」、「洗車の状況」の3つだけを掲げています。
彼らには、現段階では、これら3項目の徹底のみを求めているのです。
ここには、「これらの項目が徹底されるようになれば、会社全体の
業務品質が上がるだろう」という思惑があります。
そして、実際に、これらが徹底されるようになれば、項目を新しく
すればよいのです。
項目数が少ないため、徹底は図りやすいと思います。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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