-
ブログ・橋本 直行
【文化になるまで】
2013年11月19日
「ノーと言わない百貨店」を標榜するノードストロームには、
「お客様の喜ぶことをしよう」という経営理念があります。
また、「いかなるときも、あなたの良識を発揮してください。これ
以外にルールはありません」というルールもあります。
そして、これらの理念の浸透度は、すごいレベルです。
その結果、すばらしいサービスの伝説を数々生み出しているのです。
しかし、シアトルにある本店のコンシェルジュ部門のマネージャーに
訊いたところ、「理念浸透のための取り組みは、特にしていない」と
言います。
「なぜなら、店長や部門長がする話が、毎日そのようなことばかり
なので、特別な取り組みは必要ないから」だそうです。
いわく、「文化になっている」のです。
経営理念は、組織構成員の共通の判断基準です。
ですから、憶えるだけではなく、使えることが重要です。
同社のように、文化になり、全員が使えるようになっている状態が、
本当に浸透していると言えるのでしょう。
これからの組織なら、そのために、まずは幹部が使えるように、
使い方の勉強会の機会を持つとよいと思います。
・「ノードストローム」
◆Facebookページ
◆本シリーズ配信希望の方はコチラ
「ノーと言わない百貨店」を標榜するノードストロームには、
「お客様の喜ぶことをしよう」という経営理念があります。
また、「いかなるときも、あなたの良識を発揮してください。これ
以外にルールはありません」というルールもあります。
そして、これらの理念の浸透度は、すごいレベルです。
その結果、すばらしいサービスの伝説を数々生み出しているのです。
しかし、シアトルにある本店のコンシェルジュ部門のマネージャーに
訊いたところ、「理念浸透のための取り組みは、特にしていない」と
言います。
「なぜなら、店長や部門長がする話が、毎日そのようなことばかり
なので、特別な取り組みは必要ないから」だそうです。
いわく、「文化になっている」のです。
経営理念は、組織構成員の共通の判断基準です。
ですから、憶えるだけではなく、使えることが重要です。
同社のように、文化になり、全員が使えるようになっている状態が、
本当に浸透していると言えるのでしょう。
これからの組織なら、そのために、まずは幹部が使えるように、
使い方の勉強会の機会を持つとよいと思います。
・「ノードストローム」
◆Facebookページ
◆本シリーズ配信希望の方はコチラこの記事へのコメント
-
-
-
-
筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
「ブログ・橋本 直行」の 月別記事一覧
-
「ブログ・橋本 直行」の新着記事
-
物流メルマガ