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ブログ・鈴木 邦成
第550回 : 在庫管理におけるABC分析の導入
2019年2月2日
商品を戦略的に管理するうえで「ABC分析」の理解と導入は欠かせません。商品ごとに売上高・出荷量などを把握し、全体に占める各商品の売上高・出荷量などの割合を出す分析方法のことを「ABC分析」といいます。
ABC分析を導入したうええ、一般的に全体の7~8割の出荷・売上を占める商品をA品目、1~2割程度を占める商品をB品目、残りをC品目とし、売れ筋の商品を中心に在庫管理を行います。
分類ごとにカテゴリー、アイテム数を管理することで在庫環境を向上させるようにします。
ABC分析の導入にあたっては、商品のライフサイクルも見極める必要もあります。商品が導入期、成長期、成熟期、衰退期のいずれかにあるかで在庫戦略も大きく変ってくるのです。
この記事へのコメント
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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