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製品・IT
KURANDO DXの第一歩として活用を「ロジメーター」
2021年7月29日
物流オペレーションデータのデジタル化を行う物流ソリューションプロバイダーのKURANDO(岡澤一弘社長=写真右、東京都品川区)が提供している作業日報電子化・庫内業務可視化アプリ「ロジメーター」をDXの第一歩として活用する企業が増えている。
「ロジメーター」は、多くの物流現場が行っている紙やホワイトボード、さらにエクセルを使った業務の進捗や実績の記録をタブレットのアプリに登録するだけの簡単な操作で、リアルタイムでの進捗把握や収支、生産性分析を可視化することができるクラウド型システムである。岡澤社長は「タイムカードの様に、簡単な操作をするだけでデータが残っていくという仕組みなので、DXの第一歩として多くの会社が導入しやすい価格で提供している」としており、「これまでに大手3PLや小売、卸など、業種業態を選ばず数十の拠点で利用していただいている」としている。
開発責任者の遠藤雄氏(同左)は「『ロジメーター』は正式リリースから1年を迎え、現在はバージョン3まで進化している」とし、「ユーザーからの要望を元にした定期的な機能改修を実施しているので、物流の現場に適した使いやすいシステムに進化し続けている」という。
同社では本年度中に、「物量予測機能」「作業者のシフト管理機能」「作業者のスキルマップ管理機能」「作業チェック機能リスト」「人員計画機能」「業務レポート作成機能」などの管理者支援サービスの開発を目指している。
岡澤社長は「手書きや手入力は時間がかかるが、『ロジメーター』を使えばその時間が4分の1とか5分の1くらいで済むほか、より多くの細かいデータを収集することができるので作業の計画や予測の精度が上がって無駄が無くなる」と話す。
「使い方次第で様々なメリットが得られるだけでなく、遅かれ早かれ依頼主とは、データでのやり取りがメインになってくるので、それに対応できなければ契約できなくなるということも十分に考えられる」とし、「導入のハードルが低くどこでも直ぐに取り掛かれる『ロジメーター』をまずは試してもらいたい」としている。
なお、「ロジメーター」の提供方式として、同社では無償のテスト期間を設けており、使い方の説明と初期登録の代行、タブレットの貸し出し、期間中のタブレットの通信料も負担している。そのうえ、契約に至らなくても料金などが発生しないので、安心して試すことができる。
◎関連リンク→ 株式会社KURANDO
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