-
物流ニュース
物流経営者対象の意識調査 先行き「厳しくなる」70%
2023年6月15日
M&Aキャピタルパートナーズ(中村悟社長、東京都千代田区)はこのほど、物流・運送業の経営者100人を対象に、経営とM&Aに関する意識調査を実施した。それによると、燃料高騰、「2024年問題」や「ドライバー不足・高齢化」などによる人材確保難や人件費高騰、小口配送の増加といった近年の物流業界の厳しい経営環境を背景に、8割を超える経営者が「経営が厳しくなっている」と回答している。
一方、経営課題解決策としてのM&Aの認知は低い実態が浮き彫りとなった。同社では、「厳しい経営環境のなか、パートナーシップによる経営課題の解決や成長戦略など、M&Aを経営戦略の選択肢の一つとして正しく認知いただくことが、物流事業者の経営の一助になるのではないか」としている。
実態調査は、5月10日、11日にインターネット調査によって実施。経営状況について、「あなたは物流・運送業界の先行きに対してどのように感じていますか」との質問に対し、「現状維持」が14.0%、「厳しくなる」が70.0%という回答となった。
「近年経営が厳しくなっていると感じていますか」との質問には、「はい」が83.0%、「いいえ」が7.0%と、8割が厳しくなっていると答えた。
運賃交渉については、「すでに運賃交渉をしている」が52.0%、「運賃交渉をする予定がある」が19.0%となった一方、「運賃交渉をする予定はない」も22.0%あった。
「すでに運賃交渉している」と回答した人に交渉結果を聞いたところ、「要望通り値上げしてもらった」が17.3%、「値上げしてもらったが要望より少なかった」が30.8%あった一方、「変化がなかった」が25.0%、「取引がなくなった」が1.9%あった。
「運賃交渉をする予定はない」と回答した人に、その理由(複数回答)を聞いたところ、「荷主との力関係で運賃交渉をできる関係にない」が54.5%、「取引がなくなる懸念がある」が45.5%、「取引量を減らされる恐れがある」が18.2%と続いた。
一方、他社とM&Aなどによるパートナーシップ(提携)を検討したことはあるか」と聞いたところ、「はい」が16.0%、「いいえ」が78.0%という回答となり、M&Aや提携を検討していない回答が8割近くとなった。
◎関連リンク→ M&Aキャピタルパートナーズ株式会社
この記事へのコメント
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ
厳しくなるではなく基に戻るだけ
規制緩和やら何やらで、いろいろ今まで甘やかしすぎた
2024問題にしろ猶予期間が在ったのに、その間に何もせずに今頃に成って先延ばししてくれ等と言っているトラック業界と全日本トラック協会
いくらM&Aをしても、その母体となる運送会社の給料体系がヒトケタ基本給でみなし残業の手当内訳換算という「ドライバーの賃金搾取の温床」の運送会社だと、ドライバーの賃金は2024年に上がってもせいぜい2〜3万上げればいいだろ的な発送に留まるはず。
こうなると、ドライバー不足を生み出してきた根元たる運送会社がまた更なるドライバー不足を発生させる。
下請構造と共にこういった給料体系にもメスを入れない限り、日本の物流なんて今後も衰退していくだけ(笑)
まさしく。2024で終わる話じゃ無く、現状でも3割の不足は補えず不足率が上がるだけ。上昇傾向が見え始めているが微増。供給不足は変わらない
社員は個人事業主の形態で契約してトラックをリースし仕事を委託する
稼ぎたい人は青天井で!やる気のある若者が一旗上げる為の資金作りにやってくる
運送業界は、強気に出れば皆仕事が失くなる。日本に有る全運送会社が無くなれば、有り難みが解る。長野朝日放送在職の馬鹿♀アナウンサーのせいだ。何を述べてるのか分からなければ、それならそれで良し。
赤字ならやる意味ないんだから
しっかり営業して運賃あげる交渉しろよ。
ダメなら撤退しましょう。
安請け合いはみんなを不幸にします。
経営者の罰則が安すぎてな
奴隷禁止法違反レベルの罰則が欲しいところ
懲役なんかいらんから億単位の罰金で従業員という名の奴隷に分配して会社は解散
これを徹底的に行ってクズ経営者を排除してからが物流の夜明けよ
ドライバー消えたら
経営者がドライバー代わりに仕事したら
わかるでしょう?
問題点考え1ヶ月して教えてくださいね
言葉軽く【お疲れさま】って言って帰宅するわぁ
まぁ頑張ってかなぁ?
運転手の長時間労働や運転手の低賃金が問題となり、それで運転手不足を日本中に生み出したのに、未だにその運転手の基本給をヒトケタにして、みなし残業で手当換算し、あたかも高額な給料を支払っているかのように嘯き、実際は月の拘束時間の限度で割ると最低賃金を下回らない程度の賃金で抑えてるような会社がM&Aを繰り返す。
こういう会社は過去に運賃をダンピングし、日本国内の運送会社の運賃を下げる根元となった。
こんな会社がこんな沈金体制のままいくらM&Aを繰り返そうが、なんの価値もない。
運賃交渉しても標準的な運賃を請求できるレベルにはならないだろう。
【荷主との力関係で運賃交渉をできる関係にない」が54.5%】
こんな運送会社は全部倒産してください。
それだけでも適正化される。
たった54.5%とは。
99.9%にまで高めることこそ、運送業界健全化への第一歩です。
奴隷は奴隷のままでいてくれないとね。
国会中継を見れば判るけど運転手の手取りを、寝てばかりいて仕事をしない国会議員と同じにすれば運転手の成り手なんか幾らでも居る
車上荒らしにあってしもたがな😅
因果応報。身から出た錆。
運輸だけでなく日本の産業全体がもはや駄目で如実に表れているのが下層産業。
行き過ぎた資本主義を見直そうと世界的な取り組みとしてSDGsができましたが一体何かご存じ?
安くて、従順な奴隷を求めてるだけ!
人手不足ではなく、奴隷不足って言えよな…
人手が足りないわけありません。日本は人口が多すぎます。子供を鶏みたいにぽんぽん生むから。うそつきじゃん。
社長の奥さんが汗かいて荷物を運搬すればいいのではないですか?一生懸命に。