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    新トラック運送経営のヒント(20)睡眠不足のドライバー

    2012年5月25日

     
     
     

     大手居酒屋チェーンの関連会社の女性社員が自殺し、それが労災認定されました。自殺は入社後2か月後の出来事だったようです。過労働によるストレスが原因との報道がされています。



     運送業における「過労働」は自殺以外にも深刻な事態になるケースがあります。例えば?居眠り運転?による追突死亡事故や?運転中の発作?による重大事故です。要するにドライバー以外の第三者を負傷させたり、最悪の場合、命を奪ってしまう深刻な事態もあります。特に「過労働」で「居眠り運転」になり、「死亡事故」を起こすと、ドライバーはもとより、運行管理者や運送会社にも非常に重い処分が下ります。運送会社としては着実に対策を講じていく必要があります。
     今回は特に優先すべき二つの対策についてです。

     一つ目の対策は、「運転中に眠いと感じたら無理をせず、必ず安全な場所にトラックを停止して会社に連絡をする」ことをドライバーに周知徹底しておく。延着を恐れるあまり、眠いのを我慢することが一番危険です。延着に対する処罰が厳しすぎると居眠り運転を誘発します。安全管理には?ドライバーの心理?を読むことも大事です。

     二つ目の対策です。点呼時でのチェック・指導の強化です。例えば、睡眠時間の確認。「睡眠は十分ですか?」。この質問に対しては誰でも「十分です」と応えます。なぜなら、「十分ではありません」と回答したら、どんなことになるか簡単に推測できるからです。要はさっさと仕事を始めたいから「十分です」と言っておけばいい。こんな心理が働いてしまっては、せっかくの点呼も台無しです。では、どうするのか?

     点呼の質問の仕方を「昨日は何時に寝て、今日何時に起きましたか?」と変えてみたらどうでしょうか。この質問に対しては「23時に寝て、5時に起きました」というような具体的な回答をしなければならなくなります。点呼者の質問の仕方によって、これだけドライバーから聞き出せる安全情報も変わってくるのです。安全情報が増えれば、ドライバーに対する指導もより的確になり、結果として事故を防ぐことができます。

     「点呼時にどのように質問を投げかけるのか?」。点呼執行者の質問力。安全管理に不可欠な能力ですね。

     
     
     
     
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