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    ドラレコで分かる事故 損保との交渉にも有利

    2012年9月3日

     
     
     

     京都・祇園で発生した暴走事故でも取り上げられることの多かった「ドライブレコーダー」の映像。交通事故がどのようにして起こったかをはっきりと見せてくれている。いままでは目撃者がいないために、一方的に「悪者」とされてきた事故事例でさえ、ドラレコの映像によってひっくり返ることがある。



     ドラレコの威力が一番顕著に見られるのは、交通事故後の保険会社間での交渉時だろう。ドラレコを扱うメーカー代理店の営業マンは「トラックで『追突事故』を発生させた場合、ドラレコを装備していなければ、100%追突したトラックが悪者にされてしまう。夜間で、前のクルマが無灯火状態であったり、高速道路で著しく遅い速度で走行していたとしても、前のクルマの過失を認めさせることは難しい。しかし、ドラレコがあれば過失を証明することは容易」と指摘する。

     別の関係者は「相手側の一時停止無視により大きな物損事故が発生した。相手側は過失を認めなかったが、警察にドラレコの映像を提出したことで、ようやくこちらの過失がゼロであると証明できた」という。

     また、京都市内の交差点で乗用車とバイクの衝突事故で、バイクの男性が死亡した事故では当初、乗用車のドライバーは「右折可の信号が出ていた」と主張していた。しかし、付近を走行していたタクシーのドラレコを解析した結果、「交差点に進入する100?手前で右折可の信号が消えていた」ことが判明した。

     全ト協では現在、ドラレコの導入・普及に積極姿勢で取り組んでいる。「ドラレコ機器等の助成額」を見ると、標準型で1万円、運行管理連絡型で2万円、スマートフォン活用型で3000円の助成金を出している。

     全ト協が普及に積極姿勢にあるのは星野良三会長の意向が大きく、今年の年頭所感でも「ドラレコの導入促進を全国的に進めていく」と明言している。各運送事業者がドラレコを導入する上で一番のネックになるのがコストだ。そのコストの一部を全ト協や各ト協が負担してくれる今こそ、導入のタイミングとも言える。

     滋賀県などでも「メーカーに問い合わせたところ、助成対象の人気機種が品切れになっている」という。「全ト協はもっと対象機種の幅を広げてほしい」との声も聞かれるほどだ。(小西克弥)

     
     
     
     
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