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    第121回:赤字で税務調査を避ける

    2013年1月18日

     
     
     

     株式会社を設立して8年になる会社があります。しかし、社長の思いよりも会社を取り巻く環境は大変厳しく、設立以来、会社の決算は毎年赤字でした。そのせいか、いまだに税務署が調査にきたことはありません。


     赤字ですから、資金繰りは大変です。資金不足の時は金融機関の融資でつないできました。しかし昨年は、とうとう金融機関から言われてしまいました。それは、「社長の会社は毎年赤字決算です。決算書の賃借対照表の純資産の部がマイナスの状態になっています。これは債務超過ということになりますから、これ以上、融資することはできません」ということでした。社長は、これはまずいと思い、この債務超過は2年で終える、と金融機関に約束したそうです。昨年の決算は、目標利益に少し足らなかったので少しだけ粉飾決算をして、純資産の部のマイナスが半分になるほどの利益を出しました。そして今年の決算です。


     不景気で数字が伸びないため、昨年同様に粉飾をして黒字決算をしようと思っていました。しかしある日、同業者の社長から、こんな景気の悪い時代に2年続けて黒字決算をしたら、税務調査になるとアドバイスを受けました。税務調査になると、粉飾したことや知られたくないことで、かなり不安になりました。そこで、金融機関との約束を守るよりも税務調査を避けることを選択しました。


     金融機関には、景気が悪く2年で純資産の部をプラスにできなかったが、新しい仕事の話が増えていることなど、説明を必死に考えています。

     
     
     
     
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