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    常時録画で安全指導 ドラレコ活用、車間距離など確認

    2013年2月28日

     
     
     

     トラックにドライブレコーダーを装着する効果について、多くの運送事業者は評価している。交通事故発生時には、事故状況を確認する有効な証拠として活用され、また運転中のヒヤリハット映像などでドライバー教育やKYT活動にも生かされている。だが、ヒヤリハット映像が常にあるわけではない。神奈川県の事業者は常時録画で記録された通常の運転映像で「走行中の車間距離や、赤信号で停車時の前車との距離などを見て指導している」という。



     同事業者ではドラレコを装着し、走行中の映像をすべて記録している。本人のヒヤリハット映像や、自社の車両での危険映像があれば、教育を受けるドライバーにも真剣さがさらに高まるが、本来は安全運行を心がけていれば、ヒヤリハット映像が記録される事態は「あってはならないこと」だ。

     そこで同事業者では、普段の運転映像を全て記録してドライバー個人の特徴を把握したアドバイスと教育を行っている。出発してから帰ってくるまで約8時間分の映像すべてを見ることができ、早送りしながら赤信号の停車時や車間距離のとり方などを中心に映像を見て教育する。

     走行中の車間距離には追突事故防止はもちろん、エンジンブレーキで減速するエコドライブの観点からも必要なので、どういう車間距離のとり方をしているかを確認。また赤信号の停車時には、前の乗用車との距離なども確認する。接近しすぎてトラックが威圧感を与えることもあるからだ。夜間の赤信号停車時はヘッドライトを消しているかなど、乗用車に配慮した運転をしているかを確認して教育している。

     別の事業者の場合は、時期によってテーマを決めて記録映像を集めている。たとえば、最近よく指摘される自転車の危険運転などをテーマに設定。「自転車の危険運転による映像を集めよう」と決めると、反対に事故は減ったという。ヒヤリハットとは違う視点から、運転中の周囲に潜む危険があれば記録映像として集めようとしたところ、ドライバーは道路状況をよく見るようになり、結果として事故は減ったのではないかという。

     安全運行が当然であるからこそ、常時録画で残された普段の運転記録を生かした教育にも役立てている。(千葉由之)

     
     
     
     
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