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    第188回:会社購入話を持ちかけられ

    2014年7月17日

     
     
     

     同業者から「会社を買いませんか」と、話を持ちかけられた社長がいます。売り主は、開業して3年目になる会社で、毎月の月次で利益が生まれるようになったとのことです。


     売り主の社長は商売人の家に生まれ、家業を継がずに家を出たのですが、このたび、家の都合で実家の家業を継ぐことになったため会社を売りたいとのことでした。会社の買い取り額は、決算書に計上されている資産総額の金額を希望しています。毎月必ず利益が生まれる会社だから、資産総額が売却額相当とのことです。

     社長がその会社を見学しに行くと、「本当に毎月利益が生まれているのだろうか」といった印象を受けました。しかし、もし赤字であってもやりようによれば利益が生まれる会社にはなると思ったと言います。会社の決算書も見せてもらうと、過去の決算書は連続して赤字決算になっており、金融機関の借金も計上されています。社長は、「この借金も引き継ぐのであれば、売り主の希望売却額は高すぎる。事業用資産のみを買い取るだけでいいのではないか」と思ったそうです。

     そして、決算書の事業用資産を詳しく見てみると、減価償却がまったく行われていないことに気付きました。事業用資産が取得価額のまま計上されており、赤字だった決算は減価償却費の分が少なく計算されているということになります。

     社長は「減価償却をしないで赤字決算する会社に利益を生む力があるわけがない」と、売り主の社長の真意を疑い、即座に買い取りの話は断ったそうです。

     
     
     
     
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