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    第189回:決算をしなかった3年間

    2014年7月25日

     
     
     

     会社は毎年必ず決算書を作成し、税金の計算書である確定申告書と併せて税務署に提出しなければなりません。この決算を3年間していなかった会社がありました。


     その会社は、社長と従業員数人の小さな会社です。社長も昔はサラリーマンでしたが、自分の会社を持ちたいとの夢を実現するため、脱サラして会社を起こしました。設立資金は金融機関から融資を受けて開業しました。当初は業績も順調で、資金繰りに苦しむこともなく、借入金の返済も約定通りに返済し、売り上げも右肩上がりで伸びていきましたので、税金対策をどうしようかという状況でした。

     しかし、平成20年ごろから売り上げが徐々に減少。無償のサービスを実施したりしましたが、それでも減少は止まりません。とうとう得意先まで減少し始めたので、売り上げの単価を低くして得意先離れを食い止めようと努力しました。しかし、ますます経営は苦しくなり、従業員を削減して経費を減らすしか方法はなくなりました。従業員を削減したため、少なくなった従業員で会社を切り盛りすることとなり、社長は営業から経理まですべて1人でこなすことになり、ストレスや心労に苦しみ、脳梗塞になって倒れてしましました。

     それでも決算をしなかった3年間になんとか借金を完済し、「少しは資金繰りが楽になった」とのことです。社長は病気と闘い、「何とか会社を維持してみせる。とにかく決算をして会社を再起させる」と話してくれました。

     
     
     
     
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