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    富士運輸とJNS 業界初の代車手配サービス開始

    2021年9月2日

     
     
     

    富士運輸(松岡弘晃社長、奈良市)とJHRネットワークサービス(=JNS、藤井千世社長、東京都港区)はこのほど、共同事業として、業界初となる代車手配サービス、「イザトラ」を今月よりスタートする。同サービスは、車両トラブルという緊急事態に電話1本で、レッカー・ロードサービスに加え、代車手配が行えるため、積み荷のスムーズな積み替えと安全な配送を実現できるワンストップサービスとなるという。大型、冷凍、特殊車両にも対応が可能としており、富士運輸では、「物流の新たなステージを確立していきたい」と話している。

    両社が協力して行う代車手配サービス「イザトラ」は、レッカー・ロードサービスと代車手配が同時に行えるサービスで、例えば、配送中に車両トラブルに見舞われた場合、JNSが展開する緊急時レッカー・ロードサービス「イザ・コール」に連絡を入れる。

    すると同時に、必要であれば、富士運輸グループに代車手配の依頼が入る。

    依頼を受けた同社は、トラブルが発生した場所に近い空車車両に連絡を入れ、その車両を現場に向かわせる。

    そこで積み荷を載せ替えて、配送を代行、納品まで行うというワンストップサービス。

    利用料金は、距離別運賃が10キロまで中型車(4トンクラス)1万6490円、大型車2万790円、別途料金として、現地積替料金(バラ積み)1時間未満が中型車1台1万5000円、大型車1台2万円、現地積替料金(リフト積み)1時間未満中型車1台7500円、大型車同1万円。

    納品先荷卸料金(バラ降ろし)1時間未満が中型車1台1万5000円、大型車同2万円、納品先荷卸料金(リフト降ろし)1時間未満が中型車1台7500円、大型車同1万円。場合によっては、他に高速代は実費、納品先での待機料金1時間5000円などが必要となる。

    エリアは富士運輸グループの100拠点、2400台以上の車両が対応することで、全国エリアでのサービスとなる予定。

    事業者は、車両トラブルに巻き込まれた場合、自社でレッカーを探したり、協力会社を探したり、自社のトラックで対応したりするのが通常で、見知らぬ場所での車両トラブルで煩雑な対応に苦慮するケースもあった。今回のサービスは、そうした煩雑な作業を電話一本で代行してくれるもので、事業者だけでなく、荷物を預ける荷主にもメリットがあるサービスといえる。

    同サービス開始にあたり両社は、「車両トラブルに対応することで、安心した輸送サービスを提供できる」とする一方、「今後も利便性の高いサービスを充実させていきたい」と、さらなるサービスの充実を図っていく。

    ◎関連リンク→ 富士運輸株式会社

     
     
     
     

    この記事へのコメント

     
    1. 匿名 says:

      それだけ富士の車庫に空き車があまってるって事かな?自社の力で成長するのでなく、買収買収で大きくなっている会社にどこまで底力があるのか、オレンジ西部の二の舞にならなければ良いが・・・

    2. 匿名 says:

      物流ド素人が考えそうな事だなと感じますねw
      それに対応させられるドライバーも大変とよ。。
      なんて素人レベルの発想なんだと思ったよ。
      てか、誰がその費用払うの?
      保険でカバー出来るのかしら。
      安い運賃で走ってる運送会社が、故障の修理費用プラス積替えと代替運賃まで払ってたら赤字。
      保険でカバーするには、故障というディーラーの診断とか必要では?
      でないと、嘘の故障で運賃二重取りとか出来そうだし。
      てことは結局は一旦ディーラー等の出張修理をやらなきゃ駄目なんじゃ、、、。
      個人的に、富士運輸さんってトラック車両とドライバーを稼ぎコマにして荷主に送り込むだけの派遣会社みたいなイメージで、物流会社や運送会社ってイメージがあまり無いとよね、、、。

      積荷によれば、フォークリフトやレッカーが必要だし、冷凍車となれば多くの場合はケツからケツへの手積み替えになる。
      荷物によって前積みは大きく重い物、後ろに小さく軽いものを積んでたりするから、ケツからケツへの積替えだと、それが逆になることで積替えのリスクは大、、もしくは不可能、積替え後の輸送中での破損確実。
      基本的に、社会では故障車となれば荷物よりもまず道路の安全確保が優先、、、道路によればその場からの撤去&移動が先ず求められる。

      つまりは、積替え可能な荷物なのかの判別を正確にする必要があるし、これには故障車及び積替え双方のドライバーのスキルが必要。
      積替え時による荷物破損の責任のなすりつけ合いも出る。
      移動が必要な場合、積替えを行う場所の確保も必要になる。
      また、その積替えを荷主が許可してくれるものかも重要。
      引き受けてやってみたけど結局積替え不可能でしたとか、想定よりも時間がかかりすぎてしまったとか(ドライバーもやらされたくないよねこんな事)の場合、請け負ったサービスとしての責任はどうするのかー、とか。
      そういうリスクを排除するためにアレコレと注意事項を付け加えると、誰も利用しないんじゃね?

      日本の場合は各都道府県にディーラーがあるし、部品の在庫問題はあるが、深夜の出張修理もある。

      手間やドライバーの負担を考えると、故障という不可抗力で保険でカバーする方がマシ。
      何より優先すべきはドライバーの安全が第一。
      こんな事やってたら、休息時間が来ても、積替えを優先させられそうだわ。
      夏場に冷凍車が故障して、積替え完了までに3時間も4時間もかかってたら、もうその商品は「セーフ」とは行かないだろうし、労働者たるドライバーの負担は相当なもの。
      アイスクリームとかなら完全にアウトだろうしね。

      なんなら、荷物の中身を積み替えるるなんて、小学生でも思いつきそうな単順な思考じゃなく、トラックメーカーを巻き込んで、トラックのフレームと箱そのものの規格から手を入れて、例えば海コントレーラーのように箱ごと積み替える事が規格として出来ないか、、くらいやってほしいよね(笑)

      ハイエースくらいの荷物だったら、いいんじゃないの?これ。
      誰が働きたがるのか知らんが、、、w

      ドライバーを今より更にコマ扱いする安易な金儲け思考としか思えないんだが?

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