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物流ニュース
名糖運輸 自家発電装置を5か所で導入
2011年5月23日
名糖運輸(中西広明社長)は10日、平成23年3月期決算説明会を開催。営業収益464億5700万円(前期比0.4%増)、経常利益8億800万円(同22%減)、純利益は1億8800万円の赤字計上となり、前期から5億6100万円減となった。
中西社長は「昨年の記録的な猛暑で主力の飲料共配事業が好調に推移し、営業収益は好転した。一方、物量が増加したためチャーター便(傭車)使用料だけで12億5000万円かかり、輸送効率は悪化。また、震災の影響による電力不足と顧客側の生産能力低下などで3月だけでも1億5000万円減収した。震災では仙台物流センターの建造物とトラックが壊滅的な被害を受け、災害による損失は4億1200万円になった」と説明。
23年度経営計画では、営業収益465億円、経常利益8億2000万円を目標額とし、主要テーマに「関東・東北地方物流網の再構築」「自家発電装置の導入」を掲げた。自家発電機は厚木、千葉、埼玉、福島、日高の5か所で、5月をめどに4台を買い取る形で導入、深夜電力を使用した蓄冷装置と併用する意向。
◎関連リンク→ 名糖運輸株式会社この記事へのコメント
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