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物流ニュース
鴻池運輸 タイに定温物流施設、4温度帯に対応
2012年4月6日
鴻池運輸(鴻池忠彦社長、大阪市中央区)のタイ現地法人「KONOIKE COOLLOGISTICS(THAILAND);LTD」はこのほど、定温物流センターを完成させ、3月26日に竣工式を実施。
同社は「バンコク市中心地から30km、サムットプラーカーン県バンプリー郡に建設した当センターは、タイでは初めての4温度帯対応」と説明。冷凍、冷蔵、中温(15─20度)、中温(25度以下)の複合倉庫で、敷地面積は2万2400平方m、平屋倉庫は9858平方mで、約1万パレットの収容能力を誇る。
食材や商品を365日、最適な温度管理で保管・配送を行う「定温物流サービス」に対応できる拠点で、食品・原料の倉庫管理業務をはじめ、コンビニやレストラン、スーパーマーケット、食品工場への配送管理業務などを行う。また、鴻池グループ内でタイから日本国内までの一貫物流サービスも可能。
同グループは「グローバル化の加速を経営戦略の柱に据え、海外ネットワークを積極的に構築しインターナショナル・フレイト・フォワーダー(国際複合一貫輸送事業者)としての機能を強化している。特に『定温物流サービス』を重点施策の一つとして、国内外22拠点が連携し、きめ細かなサービスの提供を目指していく」としている。
◎関連リンク→ 鴻池運輸株式会社この記事へのコメント
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