ネクスコ西日本は、中国道下りの鹿野ＳＡで「出発時間指定　大型車３列駐車マス」の試験運用を開始した。１１月いっぱいの実施を予定している。

同駐車マスは、出発時間が同じ車両が同じ列に前から詰めて駐車し、定刻になったら前から順に出発する方式。鹿野ＳＡでは午前５時、同５時３０分、同６時にそれぞれ出発する３つの列を設け、各時刻を路面に標示している。

同社を含めたネクスコ３社は、大型車駐車マスの増設を進めており、今年度は全国３４か所５６０台分の拡充を予定している。

しかし、増設や施設内のレイアウト変更は限界があるため、今回の取り組みで新しい駐車形態を模索。今後、山陽道下りの佐波川ＳＡに設置予定の複数縦列式（コラム式＝出発時間別に縦列駐車するレーンを設ける）駐車場の整備に役立てるという。

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