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    日倉協 中小倉庫業経営セミナーを開催

    2015年4月17日

     
     
     

     日倉協教育研修委員会(鈴木威雄委員長)は2月16日、「中小倉庫業経営者セミナー~中小倉庫業の経営強化に向けて~」を開催した。
     元タカラ物流システム会長の大谷將夫氏(写真)を講師に迎え、「儲かる会社に変える~人を創り、人を生かし、人に任すという組織経営~」と題して講演。大谷氏はタカラ物流システム初代社長に就任し、9期連続増益を達成。2013年には売上高約3倍、経常利益約5倍の成績を残し、兼任したタカラ長運(前・長崎運送)も10年来の赤字をわずか8か月で黒字化した実績を持つ。大谷氏は自身の経営に対する基本的な考え方を説明し、タカラ長運の再建を例に「経営者は鬼手仏心(仏の心を持ちながら指導は厳しく)であるべき。組織をまとめていくには重要なエッセンス」として、一人で出来なければ「役員に役割分担させればよい」と具体的に提案。このほか「イエス、バットの法則」や「目標は数値ではなく達成するための改善政策がポイント」と解説した。


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     パネルディスカッションでは、「物流業界の人材不足問題を考える~人材確保のためにはどんな知恵があるのか~」をテーマに、川崎陸送の樋口恵一社長がコーディネーターを務め、パネリストとして丸二倉庫の青木弌常務、三信倉庫の大竹英明社長、谷川運輸倉庫の谷川隆史常務の3人が登壇。それぞれが求人、雇用、入社後の教育の中での取り組みや工夫点を説明した。
    ◎関連リンク→ 一般社団法人日本倉庫協会

     
     
     
     

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