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製品・IT
ストレッチフィルムの供給不足でマルイチ「ケースロック」への問い合わせが増加
2026年4月27日New!!
「物流魂」シリーズの1つとして、荷崩れ防止ベルト「ケースロック」を提供しているマルイチ(神奈川県厚木市)。同社によると、従来はパレット輸送の荷崩れ防止策では「ストレッチフィルム」が広く使用されてきたが、近年の原油価格高騰やプラスチック原料の不足で値上げが続いており、さらに今回の中東情勢の影響により、供給不足が深刻化しているという。同社担当者は、「こうした背景もあり、当社の『ケースロック』に多数の問い合わせをいただいている」と話す。

「ケースロック」は、同社が機能美にこだわって製作した荷崩れ防止ベルトで、特許を取得。従来、大きな手間となっていた装着、収納作業を極限まで簡素化している。同担当者は、「構成するすべてのパーツに無駄をなくしたデザインは、美しさを合わせ持つ」と目を細める。豊富な「機能」に見た目の「美しさ」を兼ね備えた「機能美」が評価され、2015年度には、輸送用緩衝材「ロジボード」とともにグッドデザイン賞を受賞した。

ベルト幅450mmの「ケースロック45サイズ」とストレッチフィルムの梱包コストを比較したグラフ
「ケースロックの良さは、機能性だけにとどまらない」と同担当者。「ストレッチフィルム(500mm×300m・1本700円)を1100×1100(mm)サイズのパレットに積んだ荷物に、3周巻きで1日1回梱包した場合と比較すると、約1年でケースロック導入時の費用を回収できる」と語る。「ストレッチフィルムの価格は、こちらのグラフを作成した時期よりもさらに高騰しているため、パレット輸送のコスト削減を図りたい場合は、早めにケースロックへの切り替えの検討を」と呼びかける。

また、「ストレッチフィルムでパレットを梱包した場合、荷解き後のゴミ処理にも、手間やコストがかかる」とも。「物流業界では、SDGsの観点からも、ストレッチフィルムの使用量削減に取り組む企業が増加している。環境保全の優しい意識を持つことで、企業のイメージアップにも繋がる」と指摘。「荷崩れ防止ベルトの中でも、マルイチのケースロックは、短時間かつ1人でパレットの固縛作業が可能なため、年々、人気が上昇中」だという。

「従来の荷崩れ防止ベルトでは、装着時にベルトがずれ落ちてくるため、誰かに補助してもらう必要があったが、ケースロックは、トップブリッジ(天板)を用いることで、4m以上のベルトを1人できれいに装着することができる。装着と収納ともに30秒程度で行えるため、パレット固縛作業にかかる時間を大幅に短縮することが可能」と胸を張る。

ケースロック70使用例①:大型トラックによるパレット輸送の荷崩れ防止
輸送中の荷崩れ防止はもちろん、フォークリフトやハンドリフトなどでパレットを移動する際にも、安全対策として活躍する同製品。「5種類の規格サイズを用意しているが、パレットの大きさに合わせた特注サイズの相談も受け付けている」という。

ケースロック70使用例②:フォークリフトを使ったパレット移動時の固縛に活躍

また、サンプル品の無料貸出サービスも実施しており、購入前の「1人で着脱出来るか実際に使ってみたい」「自社で使用しているパレットに合うか確認したい」といったニーズにも対応。「現在、多数のサンプル依頼をいただいており、サイズによってはお待ちいただく場合もあるが、ぜひ一度お試しを」と呼びかけている。
◎関連リンク→ ケースロック動画
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