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ブログ・橋本 直行
【客観視】
2010年3月1日
個人でも企業でも、自身の成長戦略を描くにあたっては、まずは
自身を客観的な視点で分析してみなければなりません。
自分がどのような環境に置かれているのか、何が強みで何が弱みか、
何があって何がないのか、自身を客観視して把握する必要があります。
その上で、時流に適応し、長所を伸ばし、欠点を補う戦略を立てます。
しかし、自身を客観視するのは、なかなか難しいものです。
(厳密には、自分自身を客観視するのは不可能です)
ポイントは、自分自身のことを知りたければ、他者(他社)を研究
することです。
実は、客観視とは「他者(他社)と比べてどうか?」という相対的な
比較による視点なのです。
ですから、比べるものを持っていない人は、客観的な視点での分析は
できません。
一般的な事例や先進事例、繁盛事例を知っているから、最も重要な
長所や欠点が判るのです。
我々が、経営トップ自身、または企業の成長のために、視察セミナー
への参加を強く薦めるのも、こういった理由からです。
自身に合った、実現可能性の高い成長戦略を描くためには、まず
モデルケースについての知識を蓄える必要があります。この記事へのコメント
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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