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ブログ・橋本 直行
【真の意味での学習開始時期】
2010年9月12日
これからの社会においては、常に勉強し、知識と技術を向上させない
者は生き残れないと、知の巨人、故ピーター・F・ドラッカー博士は
説きました。
なぜなら、情報化社会になって、ノウハウは高度化、細分化し、
さらに、すぐに陳腐化してしまうようになったからです。
企業、事業、商品、それぞれのライフサイクルが、どんどん短く
なっていっているのです。
そのため、継続的な学習をしない者は、生き残れません。
ドラッカー博士は、「ドラッカー 最後の言葉」(講談社)の中で、
次のように述べています。
> かつては学校教育の終了時が学習の終了時であり、学業を修めた
> 者は学校と縁がなくなるというのが常識でした。
> ところが現在では、学校教育の終了時こそ、真の意味での学習の
> 開始時期を指し示しているのです。
この言葉は、個人を対象にしています。
しかし、組織全体を取っても、全く同様です。
組織も、学校を卒業して入社してきた社員を、独自の教育・研修
プログラムで、継続的に学習させ、知識と技術を向上させて
いかなくては、生き残れないでしょう。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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